24451~The Story Of Us~

今回は12/25東京ドームと1/2京セラドームに参加いたしました。

色々都合があってこの2日間になったんですが、やっぱり色々調整して全ステすればよかったかもしれない。 2公演も見たのに「かっっっっこいい……!!!!!」しか記憶がなくて感想的なものがまとまらない。

そんな記憶力ポンコツですが覚えているものだけ書き残しておこうと思います。

なおセトリすら記憶が曖昧だったのでセトリはBAIRAさんのレポからお借りしました。BAIRAさんのレポート、とても詳しくてかなりクリアに記憶がよみがえる。すごい。

【 #KinKiKids 】笑いと感動のクリスマスコンサート・レポート完全版【祝25周年】|@BAILA

 

【席とセット】

12/25

お譲りいただいた席にもかかわらずなんと上手側アリーナ後方、マジでびっくりした。

ロッコで回ってきたときの光一くんのお尻をずっと眺めていられる席だった。 めっちゃ小さかった。多分腰回りのサイズ私の半分しかない。

ちなみに、一緒に行ったのは非KinKiオタのお友達だったが、席について第一声が「ねえあの雪だるま何」でした。

 

1/2

自名義で最初に当たったのがこの日の席。アリーナ中央どちらかといえば前方。

チケットを見ながら席番号を探して歩いていくと、どんどん前に行ってしまうので気が気でなかった。 近い近い。お衣装めちゃくちゃよく見える。双眼鏡いらない。

雪だるまが鏡餅に変わっている。 どの衣装も二つで一対だけど、鏡餅ほど二つで一対になる衣装もないよな…って妙に感動していた。

席に着いてから待っている間、電波が悪かったので本当にじっくりお衣装を見ていた。 私はどの衣装がいつの衣装で…とはわからない歴の浅いファンなので、 ただただきれいな衣装だなあと思って眺めていたんだけど、

これだけの数の、手の凝った衣装を仕立ててもらうくらいの大きなステージを、 ふたりで作り上げ続けてきたんだなあって気づいたとき、単純にすごいなって思った。

衣装だってタダでは作れない。

飾ってあるような手の凝った衣装はなおさらお金が必要。

この人たちの衣装にお金をかけても採算が取れると思わせるステージをずっと作り続けてきたということ。

子供のころから、これまでずっと。すごいなあ。すごいよ。

 

【The Story of Us】

赤い火の玉と青い火の玉、あっTKコンとおんなじだ、と思った。

コロナがあって、コンサートが配信になって、ピアノだけのコンサートと夏のイベントがあって、 きっと本腰を入れて準備できたコンサートはTKコン以来なんだなと思った。

私はコロナ以降に好きになったファンなので、本腰のKinKiを生で見られるのは初めてで、 暗闇で二人の声が聞こえてきたときはゾクゾクしたし、二人がセットの中に現れた時はひゃ~かっこいい!!!って思った。

あと、この曲に対して、CMで聴いていたサビのイメージが大きくて、 「壮大」というか、OPはステンドグラスの光の差し込む教会で、サビは「民衆を導く自由の女神」、この曲はAnthem、という勝手なイメージだったんだけども、これから伝説が始まるよ、というか、どんな大河も元々は小さな湧き水、果てのない宇宙はビックバンが広がり続けている結果、みたいな、Overture的な使い方もできるんだ、って素直に感動していた。

…なのにいきなり這いつくばってるんだからもうこの人たち愛おしすぎる。

「こうならないようにっていう見本」と言ってたけど、そんなトラブルがあって床に這いつくばってたのに、 ステージを見ている人にはそんな空気を見せずに感動させてるんだから、 十分「こうあるべき先輩」だと思う。すごいよその対応力。

でも、1/2に京セラドームで聴いた歌声は、確かに12/25の声よりも堂々としていて、 這いつくばりの影響は確かにあったんだな…と思いました。

 

【硝子の少年、と剛くんのダンスのこと】

剛くんが踊っていたことが胸熱過ぎて、クリスマスはあまり記憶が定かでない。

正直なところ、歩道の空き缶蹴っ飛ばすの、遅れてファンになった私は生では見れないのかもしれないな、と思っていた。

病気のこともあるけれど、老いというのは誰にでも平等に来るものだし、 誰だっていつまでも軽やかに踊れないことはわかっている。 そして多分、お二人はステージに「完璧」を用意したい人たちだと思うので、 パフォーマンスが中途半端になるくらいならそれを切り落とす覚悟はいつでもあるだろうなとも思っていて、 もう、切り落とされた後かもしれないなって思っていた。

でも、それが見れたんだよ??? どんなに大変なことなのか、同じ症状になったことのない私にはわかりようがないけれど、 でもそれがすごい努力の塊だってことはわかる。 歌は、拓郎さんみたいに70を超えても頑張れるけれど、踊るのはそこそこ年齢が行くとできなくなる。 ダンスと歌、両方で魅せている人は、ただでさえ、自分はいつまで歌って踊れるのかな、って不安になるだろうに、 それがいきなりどっちも閉ざされたと思うと、しかもグループで二人でやってきたその扉が閉ざされたと思うと、 本当に考えるだけで苦しい。 でも、それを閉ざされたままにしないで、こじ開けて戦ってくれたんだなって思うとさあ… こんなにも強くてステージを大事にしてくれて観客を大切にしてくれる人いないでしょ。 こんなに真摯にステージに立ち向かってくれる人いる? 私は他に知らないよ。 つよしくん、すごい、ありがとう、うれしい、ありがとう。

…ということを「控えめに」同行してくれた友達に語っていたら若干引いていた笑

剛くんが好きですいません。

 

薄荷キャンディー

1/2の「君だけ~~~~~~~~~~君だけが~僕が」は場外ホームランだった。

素晴らしかった。本当に二人とものびのびと歌っていて聴いていてガッツポーズだった。

12/25に聴いたときもいい声だ…と思っていたけど、1/2は段違いによかった。

ここも這いつくばり事件が尾を引いていたんだな、、、と思ったところだった笑。

 

【欲望のレイン~Time~lOve in the Φ

この3曲、曲のつなぎがとてもかっこよかった。

確かlOve in the Φの頭はアカペラのattacaで繋がっていて、声に出せない悲鳴を出した。

後からLFを読んで、そんな状況で一人で歌うならともかく、「二人で」「アカペラで」歌うってすごい覚悟だなって思った。

剛くんの声はゆらぎがとても心地いいので、一人で歌っているときは音が当たらないことも味になるけど、 誰かと声を重ねるってなるとまず音を当てるのは大前提なわけで。

アカペラのattacaってただでさえ基準の音が見つけづらいのに、あなた何やってるのよ、そんなだから超人だから何でもできるって思われちゃうじゃんか…

でもその表現をどうしてもやりたかったんだろうな、確かに鳥肌立った。

 

あと単純に、本当に単純に、lOve in the Φという曲が好き。

ド頭の英語の早口(?)の部分が好きだし、その後の掛け合いが好き。

言葉をささやくような声も、ファルセットも、ハモリも、キンキさんのいいとこ全部入りで大好き。 Timeのダンサーさんの鏡みたいなお衣装も印象的だったな。

 

Harmony of December銀色 暗号~高純度Romance】

ロッコで外周をめぐるタイム。 今回は二手に分かれていた。前回挑戦だったトロッコですらさらに難しいことする演出にぐっときてしまう。

上手側だったので、まずは遠くから周り始めた光一くんを双眼鏡で眺めていたら、 ふと双眼鏡を外した時に近くにいすぎてマジでびっくりした。5mくらい先に小さいお尻があった。

こんなきれいな生き物実在するの…?ねえ…お尻しか見えないからやっぱり実在しないんじゃ…?

光一くんは手すりにもたれかかりながら静かに全体を眺めてて、静かに指をさすだけ。たまに笑うと悲鳴が起きたりどよめきが起きたり。 剛くんは最初はトロッコの先頭で手を振っているのに、真ん中にさしかかったあたりからは後ろ髪引かれるみたいに トロッコ後方に立って手を振っていて、心の芯から優しいんだろうなって思った。

 

高純度romance、すごくよかったなあ。聴いていて優しい気持ちになる。

(でもやっぱり2番の家庭の歌詞は対外的な二人のイメージにはないものだよなあとは思う、松本先生の願望だよなあ)

1/2はこのあたりから光一くんのイヤモニが不穏な空気になっていた印象。最後の真実の蝶結びだねが二人でなくて雲行きの怪しさを感じていた。

 

【KANZAI BOYA~KinKi Kids forever

ファンクは専門外もいいところなのですが、膝も手もめちゃくちゃ動きました。 じっとしていられなかった。図体のでかい人間がゆらゆらしていて、後ろの人ごめんなさい。

ジャニーさんコスプレの剛くん、普通にそういうファッションの剛くんに見えたので仮装感が薄い。 さすが何を着てもすぐ見慣れさせてしまう男…

でも二人してジャニーさんの格好してKinKi Kids foreverを歌うの、すごく明るくて楽しい曲なのにじんとしてしまった。

今更だけど自分たちの名前にforeverって付く曲や歌詞があるってどういう気持ちなんだろう。 グループに入ったことないからわからないけど、家族のようなものとすると磯野家foreverみたいな感じなんだろうか。(そんなテーマ曲歌う一家、ちょっと重くて私には無理だな…)

二人はインタビューだと「未来に何があるかはわからない」っていうスタンスだなって思うけど、 セトリに当たり前みたいにforeverを歌う曲を敢えて入れるってことは、foreverにしたいってことではあると思うんだよな。なので素直に私もforeverを願っています。

 

そして、everybody sing with usってあるので、めちゃくちゃ一緒に歌いたいなって思ってしまいました。 むしろKANZAI BOYAで割とテンションが上がっていたので声が出てたかもしれない。コロナ早くバイバイしてくれたのむ。

 

【12/25 シンデレラ・クリスマス

雪だるまの後に王子様がシンクリを歌う姿に目を離せなくなった1年半前の自分、 クリスマス当日に生でシンクリを聴けるなんて思っていただろうか。 絶対思ってない。そもそも生で聴けるとも思っていない。 この曲ほんとに好き。曲がキラキラしていて幸せで好き。

 

【1/2 Happy Happy Greeting

この曲の前に長い長い検尿のMCがあったのに、曲が流れ始めたら楽しくてクラップしてしまうのはなぜなのでしょう。

この曲のフリ、LOVELOVEだか堂本兄弟だかでトムさんが踊ってたおぼろげな記憶はあるんだけど、 把握してないので前の人のフリを横目で見ながら歌ってる二人を見ていました。

来年は完璧にしたい。来年ももちろん聴けるよね???

 

【薔薇と太陽】

これ!本当に!光一くんのダンスが!かっこよかった!!! くるっと回った時のコマのようなまっすぐなターン、きれいに広がる裾、きれいに伸びる脚。 目が足りない。歌っているときの表情も見たいし足先も指先も体幹も。

特に1/2は、真正面から見れたので、後ろのダンサーさんとの連携みたいなものもばっちり見られて素晴らしかった。

あと京セラでは、この夏に、京セラで聴いた初めての薔薇太は、暑さにやられてて大変そうだったな…って 思い出しながら聴いてしまったんだけど、冬は文句なくめちゃくちゃかっこよかった。 やはりKinKiは冬が旬…?

 

【Secret Code】

東京ではバンドのみなさんやサックスソロにかっこいい~ってなってたんですが、 大阪、二人の歌のパッションがすごかった。まさにフルスロットル。 サビのハモリなんて歌のバトルみたいだった。二人ともきよしくんより限界突破していた。

2公演参加した中で一番テンション上がって声上げてぴょんぴょん飛び跳ねたかったのは1/2のSecret Codeです。円盤が出るなら是非に、是非に収録していただきたい。

 

Kissからはじまるミステリー愛されるより 愛したい雨のMelody

Mステのキスミスのラップも相当好きだなって思ってたけど生のラップも相当かっこよかった。

そして愛愛のダンス…かっこいい… 片方が歌っているときに片方が踊る、っていう、耳と目は別のところに飛ばさなきゃいけない現象、 すごくKinKiだなあって私は思うんだけど、それが見れたことにすごく感動してしまった。

あとサビでくるっと背中を向けたとこの背中が二人ともすごくかっこよくて、 なんだろう、よくわかんないんだけどもいろんな覚悟を背負っているように見えた。

 

【Anniversary】

手書きの歌詞、誰が提案してくれたんだろう。 テレビの向こう側で見ているだけの私が、二人とも忙しすぎじゃね?と思うくらい、 ずっと休みなく働いていただろうに、これをモニターに映すためにペンを手に取ってくれた時間があったんだなって思うと、それだけで感謝してしまう。

曲終わりのメッセージが日替わりだって気づいたときには心がぎゅっとしたよね。。。

「25年間この景色を見せてくれてありがとう」だったかな、この言葉を照れ屋な光一くんがしたためたことに頭が禿げ上がりそうになりました。

あなた方が25年続けてこなかったら私はこれを見ることはできなかったので。

これまで応援してきたファンの皆様と、支えてきたスタッフの皆様と、折れずにここまできた二人にありがとうです。

 

さて。1/2、このとき光一くんのイヤモニがとても大変そうで、

Anniversaryは何が何でもぜったい歌い切る!!

絶対にこの不調を歌には反映させねえ!

って、ものすごく執念を感じる歌声だった。KinKiも生きてるんだなというか、生きてるっていうか命削ってないかなってくらいのパワーがあった。

冗談じゃなく「キミヲアイシテル」が戦場で言われているようで。ラスボスと闘ってるのかくらいの切実さというか。いつものハーモニーのきれいさからくる美しさとは違う、かっこよさからくる刹那的な美しさがあった。

 

【Amazing Love】

やっぱり良い曲、この多幸感すごい。

1/2の記憶で12/25の記憶が飛んでしまっているんだけど、 AmazingLoveになってから光一くんはセンターにスタスタ歩いてきてイヤモニを両耳外して歌いだしまして。それまで歌いづらそうで、しんどそうで、苦しそうだったのが、一気に声がのびやかになりました。 こんなに広い、本来ライブじゃなくて野球をやるための会場で、イヤモニ無しなんて、 全然自分の声なんて聴こえないだろうに、どうしてそこでのびやかになるのよ。

それがとてもかっこよくて。 今まで何百回とステージに立って、何千回とお客さんの前に立ち続けてきたプロ根性を感じて、めちゃくちゃかっこよくて。

ペンライトの振りを忘れるくらい固唾をのんで、見守っているドキドキした状況ではあったけど、不安というよりかは「1-0で勝ってるアディショナルタイムに点を入れられないように祈る」気持ちに近かった。

あと、光一くんがセンターから離れられなかったから、剛くんはだいぶ上手のほうまで動いてきてくれたよね。 剛くんだって予定外の動きは大変だろうにさ。

突然のトラブルに適宜対応できる力見せられるとダメですね。軽率に恋に落ちる。

 

【ほかMCとかお衣装とか】

12/25 TOKIOカケルビートたけしさんの物真似の話を楽しそうにしてたじゃない。
太一くんに「やってみなよ!楽しいから!」って、
松岡くんに「キンキが笑うからやっちゃうんだよ」って言われてたじゃない。
だから剛くんは延々と安全地帯の物真似して、光一くんが笑うからずっとやってたんじゃないかな。
光一くんの笑顔とか笑い声って確実に人間を健康にするよね。

 

剛くんの衣装にポケットがついたことを知った光一くんが「つまんな~~~~い」って言ったときの足がかわいかった。 つま先でトントンして地団駄踏んでた。子どもか。かわいい。

 

1/2 ジャンケンポンGOも飽きて、薔薇と太陽大喜利も昨日ベストが出てしまったからテンションの上がらない剛くん そういう素直なところが好きです。

あといろいろな方がレポに書いているけれど、病院の待合室を再現してぴょんぴょん横に飛び跳ねた光一くん、とてもかわいかったです。

 

お衣装まであまりみれてなかったんですけど、二人ともジャケットを脱いで、剛くんがTシャツとロンTの重ね着みたいな至って普段着みたいな感じ、光一くんは黒だけど全身くまなく輝いているスパンコールなセットアップになっているときがありました。

なんで同じステージで並んで立ってるんだろ?って思うこの差。

KinKi Kidsだから」以外に理由がないんだけどものすごく説得力ある並びなんだよなあ。

 

【1/2 En:フラワー】

私はコロナ後からのファンなので、アンコールはないものだとすっかり思っておりました。 堂島くんがあおりだして「えっアンコール望んでいいの」と度肝抜かれました。

ありがとう堂島くん。昭和だなんていわれてたけど、こっちも昭和だからそれが一番乗りやすかったよ。アンコール待ってる間、めちゃくちゃ楽しかったよ。二人がステージに戻ってきたとき、すごく嬉しかったよ。

紅白のお衣装が見れたことはもちろんなんだけど、25周年のコンサートのラストがイヤモニの大変だった思い出じゃなくて、フラワーで和やかに閉められたこと、一人で勝手にそれに感動していました。

なので絶対円盤にするときにはアンコールも入れてください。1/2を収録するなら絶対にあの幸せな空間を円盤に閉じ込めるべき。

 

これからも、たくさんいるファンの末席に座らせてくださいね。

よろしくお願いいたします、お二人とも。そして、健康第一でお願いします。元気なら何でもできる。元気なら。